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2016年に思うこと [日記]

放置していたら、また数カ月が経ち、2016年の1月も終わりに近づいている。

さて、今年はどんな年になるだろう。
そして、自分にとってどんな年にしたいだろう。

ここ数年、私は日本について色々と考えることが多かった。
それは仕事を休んで日本に長く滞在(!)していたせいかもしれない。
日本に対して危機感を持つようになった。
でも、それは経済が停滞しているとか、少子高齢化であるとか、
そういうことではなくて……それもあるけど、
一番危惧しているのは、日本社会の階層化である。

私は若い頃、ひどく貧乏だった。
でも、学費は今ほど高くなかったので、なんとか大学にまで進学できた。
途中で父が亡くなり「大学に通わせる自信がない」と父がこぼしていたことを母から聞き、
私が進学したために父に無理をさせて死なせてしまったのか、とショックを受けた。
でも、大学教授の助言もあり、何とか卒業できた。
子供の教育に両親の経済的負担がいかに重いかを痛感し、大学を卒業した。

卒業と同時にバブル期に突入するが、
私は日本の発展に背を向けて途上国へと飛び立った。
貧しさへの共感を得られるから、発展途上国が居心地よかった。
それなりに遣り甲斐を持って仕事をして、
国が発展していく様子を見ながら、
自分の貢献度など皆無に近いが、少しは満足感を得ていた。
人々の生活がよくなる様子を見ることが出来るだけで嬉しかった。

ところが、昨年、一昨年は仕事も少なく、日本にいることが多くなった。

そのため様々な教育プログラムに顔を出すようになる。
公立小学校、高校生のプログラム、大学生の私塾、社会人教育、などだ。

若いエネルギーはいいなぁと思う。
みんなキラキラしている。
でも、一方で、危機感を覚える。
教育の階層化が、経済の階層化を固定化してしまう危険性がある。

小学校の貧困児童16%越えも衝撃だが、
お金持ちしか行けなくなった大学の在り方に首を傾げてしまう。
いつから日本は階層社会になったのだろう。
何だか発展途上国と似たような社会構造になって行くような気がしてならない。

発展途上国には、すごいお金持ちがたくさんいる。
アフリカも、アジアでも……。
大邸宅に住み、お手伝いさんを雇い、外車を乗り回し(運転手付き)、ホテルで食事する、
中産階級の日本人よりもしこたまお金を持っている人たちがいる。
でも、彼らは、自国の貧乏人についてほとんど目を止めない。
小銭を渡す程度の優しい自己満足はあるが、
別世界の別人種だと思っている。

いつか日本も、そんな風になってしまわないだろうか。

貧困の連鎖を断ち切りたい、と切に願う2016年である。
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