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姉の来日 [日記]

20年前にアメリカに嫁いだままほとんど帰国しない姉が、ひとりで里帰りした。
子供たちが小さい頃はなかなか日本に来られなかったが、
母が高齢になったのでご主人から許しが出たらしい。

姉の話は、アメリカの生の声として非常に面白い。
「都市伝説」のようなびっくりする情報も多く、眉をしかめることもある。
発展途上国へは頻繁に出張する私だが、アメリカ事情には詳しくないので、
俄かには信じがたい。
「えー、そんなはずないよ~」
「ありえない」
と思うようなエピソードが満載だ。

アメリカって、そういう国だっけ???

と驚くばかり。
アフリカや中東や、その他もろもろの国でびっくりな話題に慣れているはずなのに、
アメリカも負けず劣らず異国である。
やっぱり現場で見るアメリカは、報道とは違うのかもしれない、と思った。
姉の話を全部鵜呑みにするつもりはないけど……。

姉の話で面白かったのは、二重国籍について。

日本は二重国籍を認めていないけど、アメリカは認めている。
二国間で法律の矛盾がある。
離婚したり、歳をとって日本に帰国したい人も多い。ハーフの子供もいる。そういう人に日本国籍を許したら、人口減少は緩和される……かも(笑)」だって。
姉は、アメリカ人になってしまったから人口流出だ。
子供を産んだけど、日本の人口増には貢献していない。


現在アメリカはメキシコからの不法移民の問題で大変なことになっている。
アメリカ大陸にかつては国境はなかったから、
我が物顔で入国するメキシコ人がいるのも理解できる。
でも、国境線ができて久しい。
ルールを守って入国して欲しいという国境警備者の気持ちも理解できる。
ひるがえって日本だとしたら。
やっぱり海から勝手に上陸されたら困るよね。
それとも、人口減少を食い止められるとか言って、
不法上陸を許すリベラルな国になるだろうか。
ただ手をこまねいて受け入れるお人好しでいられるだろうか。
正規で手続きしない不法移民には犯罪の匂いがする。
それが問題なのだろう……。

アメリカからやって来た台風のような姉。
10日間の滞在を終えて帰って行った。


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共通テーマ:日記・雑感

三足目のわらじ [日記]

最近はFacebookの投稿が多くなり、というか、Facebookもそんなに投稿していないのだが(汗)、
ブログが放置状態になっている。
気が付いたら、2016年も12月になって、あらら、どうしましょうという感じだ。

で、ちょっと備忘録。

今年の一足目のわらじ(開発コンサルタント)は、フィリピンとインドの仕事だった。
従事したのは全部で4ヶ月くらいなので、往年の忙しさに比べたらたいしたことはない。
スローライフを標榜して日本での滞在期間が増えたが、まだ仕事を頂けるのはありがたい。
少しでも役立つことがあるなら、コンサルの仕事は続けていきたいと思う。

二足目のわらじは、正念場である。
10月上旬に一度脱稿したものの、編集者とあれこれ話して修正に突入。
11月から半月コンサル業務でインドに行ったため筆が止まり、
帰国後に思わぬ体調不良で書き進むことが出来ず……。
楽しみにしていた地域イベントを諦めてPCに向かうもなかなか話がまとまらない。
エピローグを書いていて、昨日、やっと物語の神様が微笑んだ。\(^o^)/

書き出せば早いんだよね~。

めでたく脱稿!
これからプリントアウトして推敲に入る。
まだまだ修正があるし、気を抜けないが、
来年3月の出版を目指している。

さてさて……。
実は最近、三足目のわらじで歩くのが楽しくなっている。
地域活動である。
私はこれまで発展途上国の地域振興に従事してきた。
でも、日本の地域活動も意外と面白いのだ。
開発コンサルタントではなく、小説家でもなく、
ひとりの「みかさん」として受け入れてくれる遊び仲間たち。
色々な刺激や物語のヒントをくれる。

ここ数日、イベントが目白押しで、本当は現場に駆け付けたかったのだが、
原稿執筆に頭を痛め、泣く泣くいくつもの参加を断念した。
年末まではまだ忙しいけど、
仕事をきっちり済ませて、忘年会シーズンの地域活動を楽しむぞ!


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共通テーマ:地域

260億円の道路 [ネパール]

奇跡の道路と言って下さる方がいました。

ネパールのシンズリ道路は日本の無償資金協力で20年かけて作った道路です。
なにが奇跡かというと、ズバリ、安さ!……と技術力です。
急峻な山岳地域にトンネルも掘らずに、
その国の人たちがメンテナンスできるような自然に優しい
全長150キロに及ぶ道路を、
260億円で作った、ということは奇跡的だそうです。

お金を掛ければいいものはいくらでも作れるけど、
とにかく、「セカンド・ベスト」を追求して作ったのがシンズリ道路。
おかげで20年の月日が必要でした。
そして、2015年3月に開通。
まるでそれを待っていたかのようにネパール大地震が襲います。

何とか踏みとどまったシンズリ道路は、
避難民の移動や、緊急支援物資の動脈として大活躍しました。

私は社会経済調査を担当させてもらいました。
そして、日本土木学会での成果発表会のシンガリ(最後)で、
道路がもたらした変化についてプレゼンを行いました。

3時間に及ぶ長いビデオ記録です。
私の出番は2時間24分ごろからで、約20分間の発表です。

果たして、道路は人々にどんな変化をもたらしたのか。



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2016年に思うこと [日記]

放置していたら、また数カ月が経ち、2016年の1月も終わりに近づいている。

さて、今年はどんな年になるだろう。
そして、自分にとってどんな年にしたいだろう。

ここ数年、私は日本について色々と考えることが多かった。
それは仕事を休んで日本に長く滞在(!)していたせいかもしれない。
日本に対して危機感を持つようになった。
でも、それは経済が停滞しているとか、少子高齢化であるとか、
そういうことではなくて……それもあるけど、
一番危惧しているのは、日本社会の階層化である。

私は若い頃、ひどく貧乏だった。
でも、学費は今ほど高くなかったので、なんとか大学にまで進学できた。
途中で父が亡くなり「大学に通わせる自信がない」と父がこぼしていたことを母から聞き、
私が進学したために父に無理をさせて死なせてしまったのか、とショックを受けた。
でも、大学教授の助言もあり、何とか卒業できた。
子供の教育に両親の経済的負担がいかに重いかを痛感し、大学を卒業した。

卒業と同時にバブル期に突入するが、
私は日本の発展に背を向けて途上国へと飛び立った。
貧しさへの共感を得られるから、発展途上国が居心地よかった。
それなりに遣り甲斐を持って仕事をして、
国が発展していく様子を見ながら、
自分の貢献度など皆無に近いが、少しは満足感を得ていた。
人々の生活がよくなる様子を見ることが出来るだけで嬉しかった。

ところが、昨年、一昨年は仕事も少なく、日本にいることが多くなった。

そのため様々な教育プログラムに顔を出すようになる。
公立小学校、高校生のプログラム、大学生の私塾、社会人教育、などだ。

若いエネルギーはいいなぁと思う。
みんなキラキラしている。
でも、一方で、危機感を覚える。
教育の階層化が、経済の階層化を固定化してしまう危険性がある。

小学校の貧困児童16%越えも衝撃だが、
お金持ちしか行けなくなった大学の在り方に首を傾げてしまう。
いつから日本は階層社会になったのだろう。
何だか発展途上国と似たような社会構造になって行くような気がしてならない。

発展途上国には、すごいお金持ちがたくさんいる。
アフリカも、アジアでも……。
大邸宅に住み、お手伝いさんを雇い、外車を乗り回し(運転手付き)、ホテルで食事する、
中産階級の日本人よりもしこたまお金を持っている人たちがいる。
でも、彼らは、自国の貧乏人についてほとんど目を止めない。
小銭を渡す程度の優しい自己満足はあるが、
別世界の別人種だと思っている。

いつか日本も、そんな風になってしまわないだろうか。

貧困の連鎖を断ち切りたい、と切に願う2016年である。
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「世界を語ろう歌う道」備忘録 [日記]

前回触れたミュージシャンの
コンサート&映像トークの画像を載せておこう。

まずは主催者のご挨拶。
出会ユキくんの即興BGMで、この企画に込めた思いを語ります。
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そして、迫水秀樹くんの楽曲です。
新しくて懐かしい、今どきない感じの……でも「みんなのうた」とかで流れてきそうな……。
掠れたような透明な声は、クセになります。
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で、トークの時間です。
出会くん、面白すぎwwww。

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迫水秀樹くんは、しばらく日本で活動をするとのこと。
世界を周り、様々な社会に接してきた彼だからこそ歌える歌を、
日本のみんなに届けて欲しいです。
そして、内向きと言われた日本に、
「違うぞ!」「若者は頑張ってるぞ」という思いを伝えていって欲しいです。
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今、できること [日記]

2008年、ちょうどザンビアの経済開発案件を手掛けている時だった。
私は2週間の一時帰国で東京に戻り、城山三郎経済小説大賞の受賞連絡を受けた。
そして、一週間後には再びザンビアに戻り、仲間たちにお祝いをしてもらった。

その時私が担当していたのは、産業調査だった。
どんな産業にポテンシャルがあるか、色々な企業を訪問して聞き取り調査をした。
銅資源に頼っている海のない内陸国。
経済特区予定地はカルスト台地で、重厚長大の産業以外で何か有力なものはないか探し回っていた。
ガタガタ道を車で移動していた時、ラジオから流れて来た曲……。
ああ、アフリカの曲だ。
その音楽は私を惹きつけて、エンタメ産業に適しているのではないか、と思った。

もちろん、ODA案件でエンタメ産業の支援などできない。
時間的にも無理だった。
でも、プロジェクトの友人たちと夢を語り、私は心の中で、
「小説でなら夢を実現できるかも」
と妄想にふけっていた。

転機は2008年に訪れた。
東日本大震災のボランティアで、二人の若いミュージシャンに出逢った。
彼らは世界に興味を持ち、これから海外に出ていくという。
「歌いながら世界中を回るのが夢」
と迫水秀樹くんは言い、
「海外でボランティアをしたい」
と出会ユキくんは言った。

私はその後ロンドンに二人を取材に行き、
そして、「アフリカッ」(中央公論新社)の中で登場人物のモチーフに使わせてもらった。
主人公である商社マンの青年が音楽を愛し旅をする青年とロンドンで出会い
あれこれと話が展開していくのである。

その迫水秀樹くん……。
「アフリカッ」の登場人物よりも根性がある。
5大陸92か国を3年半かけて旅して、
最後はタンザニアで強盗に遭って命の危険にもさらされたけど、
一回りも二回りも成長して、この9月に帰国した。

JICA短期ボランティアを経験した出会ユキくんと、
92か国ギター一本で旅した迫水秀樹くん。
その二人にエールを送るために、
10月31日にコンサートを主催します。

リハーサルを聴いた私は図らずも涙が溢れた。
すごい歌だ。
全ての理屈を取っ払って魂に直接響いてくる。

一人でも多くの人に聴いてもらわなきゃいけないと思った。
この才能を埋もらせたらいけない。
きっと、彼らを応援するのが私に今与えられたミッションだね。
最善を尽くします。

多くの人が聴きに来てくれますように……。
「世界を語ろう歌う道」

来てください。

迫水with出会チラシ.jpg

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地震@カトマンズ [ネパール]

昨年は一年間開店休業で仕事をしなかった。
今年度に入り、久しぶりによっこらしょと重い腰を上げて仕事に復帰し、
ネパールにやって来た。
初日からバタバタと業務をこなし、3週間目、
やっと土曜日になり、ゆっくりしようとホテルで文章を書いていた。

あれっ?

ガタガタと椅子と机が動き出した。
「えっ??」
始め、それが何なのかわからなかった。
微動はすぐに衝撃に変わり、床が縦横斜めに動き出す。
私はとっさに文書保存のボタンを押すも、椅子からずれ落ち床にへたり込んだ。
メキメキ、音がする。
縦揺れなのか横揺れなのかもわからない、不規則な振動。
割れているような、ガガガという感じ。

机の下にもぐろうとしたが、座り込んだ勢いでベッドの方に飛ばされる。
ベッドの下には空間がなく、入り込めない。
私は慌てて布団引っ張って頭にかぶった。
大きな揺れにあらがうことも出来ず、
頭の中を死がよぎった。

このホテルは斜面に建っている。
建物倒壊、あるいは土砂崩れ?
日本なら耐震構造だが、
ホテルにどれだけの強度があるのかわからない。

あちこちから悲鳴が上がるのが聞こえてきた。

私も、大きな声を出した。

「怖いよー!」

声に出して叫ぶと、少し落ち着く。

「怖い、怖い、怖い!」

息ができる。

もうダメかもしれないと思った。

屋根が落ちるか、
床が崩れるか、
それとも建物ごと落下するか……。

こんなところで死ぬのかな。
愛しい人のことを思い、母のことを思った。
私が死んでも、きっと元気に生きてくれるはずだ、と、
そんなことを思った。

そして、突然ぱったりと揺れが収まった。

私は呆然と床にへたり込んでいた。

ああ、逃げなきゃ。

ドアを開けて、「誰かいますか!」と叫んでみる。
そうだ、パソコンは持ちだそう。
引き返して身の回りのものをかき集める。
それからパスポート、現金携帯電話
靴も履かないとマズイ。

とりあえずの貴重品を抱え、レストラン横の裏庭に出ると、
既に多くの宿泊客、従業員が芝生の上に座り込んでいた。

そのホテルからはカトマンズ盆地が見渡せた。
白っ茶けた土煙が上がっている。

家屋が倒壊しているのか……。

そして、誰かがタワーがない、と叫び出した。


こうして私はネパールで地震に遭遇した。

それから一週間。
緊急援助隊やテレビクルーなどが大勢やって来た。
一方私は、明日の飛行機で日本に一時退避する。

何もできない自分が腹立たしい。

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大学のイベント参加 [日記]

昨年以来、まったくブログを更新していません。

経済小説を書いていると、
何となく肩肘張ってしまうところがあって、
かえってブログが書きにくくなったなぁと思うことがあります。

今日は、母校のイベントに参加したので、
そのご報告をすることにしました。

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詳しくはこちらの中央大学のページをご覧ください。
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「アフリカッ」来週発売です [執筆]

渾身の一作。
ある意味、新境地である。

経済小説として情報をいかに入れるか考えながら書いた前作とは趣向を変え、
とにかく、楽しく面白く読んでもらうことに注力した。
確かに情報はたくさん詰まっている。
でも、苦労したのは、いかに情報を捨てるか、ということ。

主人公は、28歳の日本男児で、
トラブル続きのアフリカを縦横無尽に走り回る……というか、
けっこうヘタレ野郎なんですが……頑張るんだよね~。
大輝君とともに、アフリカに行ってみちゃってください。

12月20日発売です。
アフリカに行ったことがある人は「そうそう」と頷き、
行ったことのない人も、1785円で行った気になれます。

是非、買ってください(^^)
よろしくお願い致します。

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後には引けない [執筆]

先月末に行った鼎談(ていだん)が、現在発売中の
週刊ダイヤモンド10月12日号に掲載された。

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経済小説を読みつくしている東京経済大学の堺憲一先生と、
人材コンサルタントとしてカリスマ的人気の渋井真帆さん、
そして私の3人が、経済小説の魅力について話し合った。

私は第一回城山三郎経済小説大賞を戴き、
渋井さんは第四回の受賞者となった。

私はマスコミにはあまり露出しないタイプ……というか、
そんなにお呼びが掛からない地味~な小説家なのだが、
城山賞を創設したダイヤモンド社の計らいで、
「女性経済作家を二人創出」したこともあって、鼎談が実現した。

奇しくも、山崎豊子さんが亡くなったタイミングで記事になった。
社会を描く、女性作家という面で、特別な思いがある。
経済、ビジネスは男の世界と思われがちだが、
女性たちだって、仕事をし、社会に貢献している。
その観察眼は、組織の出世戦争に巻き込まれにくい分、
きめ細かい冷静さがあるような気がする。

記事には、次作に関する情報も載せてもらった。

タイトルは「アフリカッ」。
中央公論新社から12月発売予定と……。

もう後には引けません。

がんばります(^^)
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